KEIKO LEE(Vo,P) MARTIN TAYLOR(g) BENISUKE SAKAI(b) YUICHI TOGASHIKI(ds) RUSH by TAKASHI KATO(RUSH STRINGS) SHINPEI INOUE(fl)
*Arranged by KEIKO LEE
*Strings arranged by SOICH NORIKI
- マイ・ウェイ
- センチメンタル・ジャーニー
- コルコヴァード
- Tea For Two
- ミスティー
- ルート66
- マスカレード
- Closer To One
- フィーリング
- バラ色の人生
- ハニーサックル・ローズ
- スターダスト
- サニー
- ジョニー・ギター
- My One And Only Love
- I'll Be Seeing You
ミルクのように毎日繰り返し聴いても飽きない旋律、お気に入りの木綿のシャツのように自然に馴染む音があります。それを聴くと不安や焦燥感が消えて、いつのまにかリラックスしている自分に気がつく音楽、生活の背景に溶け込んでちょっとだけ元気を分けてくれるボーカル、それがKEIKO LEEの本アルバムです。
MARTIN TAYLORのよく歌うギターも得した気分になります。
話は変わりますが、イラクへの軍事的介入に関してマスコミのおおよその態度は次のような論調に代表されるようです。「イラクへの軍事的制裁に一遍の正義も存在しないことはブレア首相とアメリカ人以外は皆知っている。新保守派(Neo Conservative)と呼ばれる人々がブッシュ・ジュニアを動かしているが、過剰防衛思想に取り付かれたイスラエルロビーと9.11の悪夢がアメリカ社会を蹂躙し、集団ヒステリー状態に陥らせているとしか思えない。後世の歴史家はユニラテラリズムとダブルスタンダードが覇権を握った時代として、21世紀初頭を思い起こすことだろう。異なった宗教や思想・哲学、政治形態を信奉する人々がそれぞれ平和に共存できる世界を認めることが21世紀の課題ではないか。大量消費と圧倒的軍事力をバックボーンとするアメリカンデモクラシーだけが人類を幸福に導く唯一の道というわけではない。国民に説得力のある言葉で日本の選択を説明することを回避したまま、アメリカに尻尾を振ることに夢中になっている人々に真の構造改革などできるわけがない。」
しかし今までの経緯を考えるとき、サダム・フセインをこのまま野放しにしてよいのかと言うと、国際社会への脅威を取り除くといった意味から、アメリカの主張にも一定の説得力があることは事実。イラクは実際に、1980年にイランに侵攻し、90年にクウェートに侵攻、90~91年に湾岸戦争、94年にクウェートへ再侵攻を試みるなど、周辺諸国への侵略的態度は中世的な軍事冒険主義を顕にしています。その結果、国際連合安全保障決議687で生物兵器、化学兵器、核兵器、長距離ミサイルなどの大量破壊兵器の保持を禁止されているわけで、その決議に違反しているとしたら、相応の制裁を受ける理由になります。しかし今回のイラクへの軍事制裁で予想されるイラク将兵の死亡者数は約50万人、民間人の犠牲者数はその数倍と言われ、たった一人のギャンブラーの野望を砕くために、これほどたくさんの人命を失うことが本当に許されることなのか、誰もそれに答えることはできません。また同じ国連決議を無視し続けるイスラエルに海外援助額の50%を拠出しているアメリカの正義の二面性も問題とされ、イラク戦役が世界恐慌の引き金になる可能性も恐怖されるところです。言い古されたことですが、聖戦や良い戦争というものはありえないということをもう一度世界の指導者に考えてほしいと願います。