「豚の死なない日 A Day No Pigs Would Die」
著者:ロバート・ニュートン・ペッグ Robert Newton Peck
訳:金原瑞人
発行:白水Uブックス
定価:800円+消費税 ISBN4-560-07132-2 C0297
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J,D,サリンジャーからスーザン・ヒントンに続く、現代アメリカ文学の系譜に、簡明で力強いストーリーテラーが加わりました。勤労と魂の充足に誇りを抱き、貧困の中、誠実に生きた文盲の父と家族の姿を描いています。おそらくニュートン・ペッグの生立ちから取材した実話と思われます。デリバティブ取引やニューエコノミーなどとは無縁の世界にある、誇り高いシェーカー教徒の家族像は、今日のアメリカが失っている家族精度の原点を彷彿とさせる。哀切に満ちた古きアメリカが崩壊していく姿を描く、第2部を予感させつつ、結核のために病死した父親の替わりに、13歳の少年が家長の替わりを務めなければならない姿を淡々と活写して、第一部は終わります。
続編である第ニ部も出版されていますが、第一部とややトーンが変わります。
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