通常、人間は声帯を震わせて何らかの音声を発する能力を、 元来具えているわけです。
この本来誰でも自然に備わっている筈の能力さえ、 トレーニングを積み、豊かな才能に恵まれた者と そうでない者の間には、質的にまったく別の次元の違いが あるということを、完膚なきまでに教えてくれるアルバムです。
器楽を超越するような圧倒的なヴォーカライゼーション。
人間の能力の限界を極める二人の奏者が、音楽の持つ可能性を 示してくれます。