■ 今月の推薦盤 [POPS]
Crystal Kay 637 always and forever
誰かに似ていると思ったら、ラブ・サイケデリコに共通したメッセージが潜んでいます。ジャケットにはフィリピン系の若い女性が元気に笑っていますが、どうやらアメリカ人らしい。プロフィールによれば、本名クリスタル・ケイ・ウィリアムス。横浜在住の若干15歳!国籍はUSAで身長170cm、好きな食べ物が納豆、生姜焼き、チジミと渋い。

恐るべきティーンエイジャーがまたまた、出現してしまった。R&Bシンガーとしての天性の才能と確固としたオリジナリティー、エネルギーに満ち溢れた歌唱力、どれをとっても天下一品。しかも人生に揉まれた大人のシンガーもなかなか表現できない類の、どうしようもない切なさともどかしさ、ある種の危うさが同居した輝きに満ちています。これから限りなくメジャーな存在になっていくのはほぼ確実ですが、クリスタルが今しか発揮できない貴重な瞬間が記録されているのは間違いありません。 青春って、若さって本当にいいですね。(しみじみ)
EPIC RECORDS ESCB 2257

CHEMISTRY / Point of No Return
ケミストリーが放つニューマキシ・シングル。
堂珍と川畑、22歳のふたりのヴォーカリストからなるR&Bデュオ。
「夏草が流れてく イタズラに ちぎられて 捨てられて. . .
朝を待つ 波に 身をまかせ 戻れない場所を思っている. . .
気がつけば 遠く 引き裂かれ 終わらない旅を続ける. . .」


Point of No Return は一度聞いたら忘れられない、馴染みやすいメロディーライン。伸びのあるきれいな高音が印象的です。二人とも結構いい男ですが、歌唱力は完璧、日本ではこの種のタイプの男性Duoはめずらしいのではないでしょうか?欲を言えばもう少し破綻した部分が欲しいくらい。3曲目に入っているラップバージョンのPoint of No Returnの方が個人的には好みです。 皆様は今年の夏を充分に楽しまれたでしょうか?人生の夏はあまりに短く脆く儚い。
DefSTAR RECORDS